こんにちは、まめやかです。
たくさんあるブログの中で、この「まめやか映画館」にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
【プロフィール】
- 性別:男性
- 職業:自営
- 居住:京都
- 信条:偉くなくとも ”まめやか” に生きる
「まめやか映画館」とは何か?
このブログのコンセプトは、「名作映画紹介」です。
名作映画には高い芸術性と娯楽性が含まれていて、人々に活力と希望を与える力があります。
僕は人様に自慢できるような、さしたる特技は持ち合わせていませんが、これまでたくさん映画を見てきた人間です。
映画の紹介を通して、元気や勇気が希望を届ける情報発信ができればいいな━━ そう考えて、「まめやか映画館」を立ち上げました。
僕はしみじみと思うのですが、映画というメディアは、たんに娯楽コンテンツにとどまらず、人生を変えるほどのインパクトをもたらします。
世界の見え方を変えてしまうほどの力があるのです。
そこで、僕のプロフィール代わりに、【あなたが名作映画を見ることで得られる長期的メリット】をお伝えして、僕がどんな考え方を持つ人間なのかをお伝えしたいと思います。
このページは管理人のプロフィールページですが、どこの馬の骨ともわからない僕の来歴を長々と書いたところで、あなたには何のメリットもないですし、それほど心をそそる読みものになるとも思えません。
そうですよね?
でも、「映画を見ることで、あなたはこんなに得しますよ」という内容なら、ちょっとくらいは耳を貸していただけるのではないでしょうか。
少なくとも「へぇ、こんな考え方をしている奴がブログを書いているんだな」とわかっていただけるだけでも、プロフィールページとして成立すると考えました。
かようなしだいで、名作映画を見ることで、あなたの人生にどんな喜ばしきことがあるか、5つご紹介しましょう。
名作映画を見ると人生が変わる!5つの長期的メリット
- 他人の人生を追体験できる
- 自分にも困難を打開する力があることを気付かせてくれる
- 生き方の選択肢が広がる
- 教養や美意識を磨くきっかけを与えてくれる
- 矛盾を許容できる強さを持てるリスト
1.他人の人生を追体験できる
名作映画を通して、あなたは自分の人生だけではなく、いくつもの他人の人生に触れて追体験できます。
しかも、あなたとはまったく違う境遇の人々の人生です。
あらゆる国、あらゆる時代に生きる他人の人生に立ち入って、ともに喜びや悲しみを味わうことができるのです。
きわめて有意義な時間の使い方と言えるのではないでしょうか。
もちろん自分ひとりの人生を生きるだけでも学びは得られますが、他人の人生にたくさん触れることで得られる「学びの相乗効果」ははかりしれません。
偉大な人間、魅力ある人間、卑小な人間、ろくでもない悪党……。
あらゆる人間の生き方の中にあなたは自分の人生を投影し、あるいはあなたの生き方にあらゆる人々の人生が投影されることで、固定されたあなたの視点が自由に動き出すでしょう。
ワールドワイドで大局的な視座から、現在のあなたの存在を位置づけることができるのです。
あなたがそれを切実に求めるなら、映画の登場人物に、行動や思考の模範となるロールモデルを見出すこともできるでしょう。
憧れとする人物の人生を模範として丁寧に追体験してゆけば、その行動様式や思考様式を自分の中に取り入れることはさして難しいことではありません。
2.自分にも困難を打開する力があることを気付かせてくれる
映画の中の登場人物たちは、さまざまな問題を抱えています。
ライバルが登場したり、抜き差しならないトラブルに巻き込まれたり、困難な状況に陥ったり……。
そんな難局を乗り越えるところに、登場人物たちが成長を遂げてゆく重厚なドラマが生まれるのです。
たとえ今のあなたと状況が大きく異なっていても、物語に没入することで困難打開のヒントを導き出すことができるかもしれません。
あるいは厳しい現実をたくましく乗り越えるための勇気や活力が得られることでしょう。
ここで個人的な話を。
僕は仕事で大きなプレッシャーを感じたときや、大きな決断を余儀なくされたときは、時間をとって『真昼の決闘』という映画を見るようにしています。
これまで何度も、懦夫をして立たしめる清新な息吹を注入してくれました。
見るたびに困難を打開する力が自分に備わっていることを思い出させてくれるのです。
『真昼の決闘』が映画史に残る名作であることは論を待ちません。
3.生き方の選択肢が広がる
映画を通して、いくつもの人生を追体験していけば、自分の人生にも豊かな潜在可能性の広がりを肌感覚で実感できるでしょう。
イマジネーションも豊かになり、世界における自分の立ち位置をはるかな高みから一望俯瞰することも可能です。
たくさんの名作を見て、物語を潜り抜けて、深い感動体験を積み重ねていくと何が起こるか?
毎日、あらゆるメディアから情報を通して刷り込まれている価値観の浅薄さを、造作なく見破ることができます。
あらゆる先入観、固定観念から自由になって、生き方の選択肢がたくさんあることに気づくでしょう。
もちろん、たとえ名作映画といえども、鑑賞したら、たった1日で生き方が変わるとはまでは言いません。
とはいえ、ものごとの見方が180度変わってしまう、ある種の「コペルニクス的転回」なら映画を見るだけでも十分起こりえます。
たとえば、「自分の弱みだと思っていた要素が、身の置き場所を変えれば魅力的な強みに変わるんだ」という認識の変更はいつ起こっても不思議ではありません。
『天使にラブソングを…』を見れば、自分が輝く「身の置き場所」の大切さを実感できるでしょう。
映画は、これまで試したこともない視点と角度から、自らの生き方を問い直す契機を与えてくれます。
往々にして人間は、自らがこしらえた窮屈な世界観に囚われて、多様な「生き方の選択肢」を自分から放棄しているにすぎない━━ このことに気付かせてくれるのも名作映画です。
4.教養や美意識を磨くきっかけを与えてくれる
ご承知のとおり映画制作にはとてつもないお金が投じられています。
その道のプロフェッショナルが打って一丸となって、リアルで精緻な映像を仕上げていくわけですから、作品には本物の教養や、一流の美意識が反映されているでしょう。
そうでなければ世界中の観客の納得させ満足させることなんてできませんよね。
とくに名作映画は、見る者に十分な喜びを与えるとともに、教養や美意識を強いるところがあります。
あなたにもこんな経験はありませんか?
ものすごい映画に出会ったのだけれど、自分の理解力や感受性が足りないために、まるで歯が立たないし、噛みきれない━━ と。
とてつもない作品を見ると、教養や美への渇きを痛切に覚えることは人間誰にでもあるのでしょうか。
素晴らしい恋愛映画を見て、号泣するほどの衝撃を受けることで、原作に興味を持って、そこから文学に深く傾倒する人もいるでしょう。
スケールの大きい歴史スペクタクル映画を見て、深い感銘を受けることで、歴史への知的好奇心が刺激される人もいるかもしれない。
芸術性の高い映画を見て、これまで見たこともない美に打ちのめされて、アーティスティックは方向へ転向していく人は少なくありません。
・・・ことほど左様に、映画が学びを誘発するのです。
僕は無学な人間ですから、名作映画に感化されて、社会人になってから必死に勉強したクチです。
いささか遅きに失した感は否めませんが、学びの大切さを身に沁みて感じています。
名著を読んで教養を身につけ、上質な音楽や絵画などの芸術に触れて美意識を養ったうえで映画を見ると、いっそう深い愉悦が得られることを最近になって知りました。
5.矛盾を許容できる強さを持てる
映画を通して、卓越した人生に触れ、普遍的な物語をくぐり抜けることで、時代や国家や文化が違えど、人は矛盾を生きざるをえない存在であると理解できます。
一筋縄ではいかない矛盾を許容し葛藤を突き抜けるなかで、余人には替えがたい個性が育まれ、挫折や達成を受け入れられる成熟に向かう━━ そんな人間の理(ことわり)を映画は教えてくれるのです。
名作と呼ばれる映画には、汲めども尽くせない滋養と毒素が、混沌のように渦巻いています。
それらの「灰汁」(あく)や「えぐみ」に触れることで、これまで表面に出てこなかった自分の性質や感情を発見できるでしょう。
名作映画の影響力は、豊かな奥行きと陰影のある人格や、清濁併せもつ人間性の形成を促してくれるようです。
また、世界の矛盾を避けるのではなく、正面切って矛盾を生きる覚悟がきまります。
覚悟がきまると、面構え、言葉遣い、立ち居ふるまいも変わってくるはずです。
この機会に腰を据えて名作映画を鑑賞してみてください。
むろん直接的に仕事や金儲けに役に立つわけではありませんが、多様な視点から複雑な人間世界を捉え直すことは、さして難しいことではないと気付かれるでしょう。
そのようにして矛盾を許容できる強靭さは獲得できるのではないでしょうか。
偉そうなことを書いている僕自身、まだまだ青二才だなあと思うことしきりです。
そんな僕は、名作映画を見て学んだ教訓を、自戒の念をこめて頭の片隅に入れておくようにしています。
- 人間というのはそれほどシンプルではない
- ものごとをシンプルに決めつけるほど、いよいよ事態がもつれて複雑な様相を呈することもある
- 矛盾や複雑さに向き合いそれを受けて入れてゆく気概が、人生を真に実り多きものにする
おかげさまで、少しずつではありますが、仕事やプライベートにおける意思決定の仕方が変わってきました。
あと、正直にお伝えすると、少々人間が厚かましくなったかもしれません。
厚かましくないと、ブログのプロフィールのページにこんな内容を書かないと思うんです。
さいごに
プロフィールに代えて、名作映画を見ると人生が変わる【5つの長期的メリット】について述べました。
- 他人の人生を追体験できる
- 自分にも困難を打開する力があることを気付かせてくれる
- 生き方の選択肢が広がる
- 教養や美意識を磨くきっかけを与えてくれる
- 矛盾を許容できる強さを持てる
これらのメリットを踏まえて、僕の考える「映画とは何か?」を、シンプルに一言で表現すると、、、
センスを磨ける「総合大学」である
・・・これです。
「大学」と言っても、先生の講義をお行儀良く聴講して、実際的なスキルを習得を目指すのではありません。
生の深淵に触れて、「正解」なき世界を生きるための適切な「問い」を立てるセンスを自ら学び取っていく機会を与えてくれるもの━━ それが「映画」という総合大学です。
ビジネスのセンス、人を動かすセンス、人生を充実させるセンス……。
センスというのは誰かに教わるものではなく、自ら磨いて培っていく性質の能力ではないでしょうか。
センスを磨くためには、プラクティカルな知識を授けてくれる学校より、多様な人生をのぞかせてくれる名作映画の方が、よき手助けになってくれると僕は考えています。
以上、管理人「まめやか」から、ご挨拶と自己紹介に代えて、あなたが名作映画を見ることで得られるメリットをお伝えしました。
「まめやか映画館」が、あなたの人生を変える映画との出会いの場になれば、これにまさる喜びはありません。