『サウンド・オブ・ミュージック』感想※心をウキウキさせる可憐な芸風

『サウンド・オブ・ミュージック』

『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)

主演:ジュリー・アンドリュース
第38回(1966年)アカデミー作品賞、監督賞、編集賞、編曲賞、音響賞を受賞。世代を超えて愛され続けるミュージカル映画の金字塔であり、心温まるドラマとしても秀逸。誰もが一度は耳にし、口ずさんだ美しい歌曲が映画全編に散りばめられいて、つい見入ってしまう。名作『サウンド・オブ・ミュージック』の感想・レビュー・見どころをご紹介。

このページではこんな疑問を解決します!
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当ページ「『サウンド・オブ・ミュージック』感想※心をウキウキさせる可憐な芸風」の情報は2023年9月時点のものです。

目次

『サウンド・オブ・ミュージック』作品情報

監督ロバート・ワイズ
脚本アーネスト・レーマン
撮影テッド・マッコード
音楽【作曲】リチャード・ロジャース
【作詞】オスカー・ハマースタイン2世
【編曲】アーウィン・コスタル
出演・マリア・・・ジュリー・アンドリュース
・トラップ大佐・・・クリストファー・プラマー
・エルザ・・・エリノア・パーカー
・修道院長・・・ペギー・ウッド
・マックス・・・リチャード・ヘイドン
・リーズル・・・チャーミアン・カー
上映時間174分
ジャンルミュージカル

あらすじ

舞台は1938年のオーストリア。
ザルツブルクの修道女マリア(ジュリー・アンドリュース)は、退役軍人トラップ大佐(クリストファー・プラマー)の家に家庭教師として派遣される。

トラップ家には、母を亡くした7人の子どもたちがいるが、厳しい規律のもとで生活しているため、マリアの目から見ればあまりにも窮屈そうに見えた。
マリアは大佐の指示を無視して、音楽を通して子どもたちに自由の喜びを教えて、心を通わせていく。
やがて子どもたちにとってマリアは無くてはならない存在になる。

当初、厳格な姿勢を崩さなかった大佐も、子どもたちの変化に驚き、家の中に音楽を根付かせたマリアに心を開く。
かくして大佐とマリアのあいだに揺るぎない愛が芽生えるのだった。

しかし、ナチスがオーストリアへ侵攻し、トラップ家にも危機が迫る……

『サウンド・オブ・ミュージック』の感想・みどころ・レビュー

『サウンド・オブ・ミュージック』感想・レビュー

映画だから映えるミュージカル

子供の頃一度見たっきりで、「お行儀のよいミュージカルだな」という印象を持ち続けていたこの映画。
あの頃は、映画にもっと強烈な刺激を求めていたのでしょうね。

ところが今回数十年ぶりに見て、理屈抜きで楽しんでいました。
有名なミュージカルナンバーが流れると、からだを揺らして、つい口ずさんでしまう。

ヒロイン演じるジュリー・アンドリュースの芸風はどこまでも可憐チャーミング。
理屈をまたぎこして、観客の気分を浮き浮きさせる強力な情緒的訴求力があるんですね。

映画に登場するトラップ一家は実在したファミリー。
マリア・フォン・トラップが著した「トラップ・ファミリー合唱団物語」がベースになっています。
その後、ブロードウェイでミュージカル化されて大ヒット。
1965年に映画化という成り行きです。

やはりこのミュージカルは映画で「映える」ように思います。
冒頭、雄大なアルプスの俯瞰から、カメラが地上へと移動するダイナミックな表現は映画ならでは。
同じロバート・ワイズ監督が手がけた『ウエスト・サイド物語』の冒頭シーンと同じですね。

子どもと一緒にみたい映画

『サウンド・オブ・ミュージック』はお子様の情操教育にうってつけの映像作品です。
文句のつけようがないくらい素晴らしい。
映画のタイトルどおり、3時間全編にわたって、楽しくて麗しい音楽の響きが満ち溢れています。

とくに、、、
「ドレミの歌」
「私のお気に入り」
「エーデルワイス」

この3曲はキャッチーですね。

冒頭、マリアがむせ返るアルプスの緑のなかで歌い踊る「サウンド・オブ・ミュージック」も圧巻。
あたかも大自然の風景に合わせてこれらの楽曲が作られたかのよう。

マリアと子どもたちとの呼吸もぴったりで、なんとも愛らしい。

トラップ大佐が歌う「エーデルワイス」もなかなか聞かせるものがあります。
「エーデルワイス」は、なんだかオーストリアで古くから歌われていた民謡のごとき風格がありますが、『サウンド・オブ・ミュージック』のための楽曲です。
作曲・リチャード・ロジャースと作詞・オスカー・ハマースタイン2世のゴールデンコンビによる、不朽の名曲といえましょう。

僕も子どもの頃、どぎつい映画ばかりを好んで求めた結果、すっかりヘンテコな大人になってしまいました。
その辺りから、人生の雲行きがなんだか怪しくなって、人間としてのつまづき、人生の蹉跌(さてつ)が始まったように思うのです。(別にアンダーラインで強調するほどのことでもありませんが)
素直に『サウンド・オブ・ミュージック』に感化されておけばよかった。

子どもだましではないストーリー

ミュージカル映画は歌って踊るシーンが多いため、2時間ではおさまらないんですよね。
『サウンド・オブ・ミュージック』もたっぷり3時間ありますが、それほど長く感じられません。

ハリウッド的予定調和には微苦笑を禁じえませんが、けっして子どもだましというわけではありません。
お行儀のよいファミリー映画と思いきや、ロマンスとサスペンスが適度に盛り込まれた起伏に富んだストーリーはすこぶる秀抜。
子どもでなくてもついつい没入してしまう。

子どもといえば、トラップ一家の7人の子どもたちは微笑ましい。
それぞれの個性が粒立っていて、実にのびのびとすこやかな演技で観客を魅了します。

映画の後半、ナチスにオーストリアが併合されて、トラップ大佐にも圧力がかかりますが、『サウンド・オブ・ミュージック』の物語のトーンはさして暗くなりません。
子どもたちの愛らしさとマリアの屈託のなさが、物語を風通しのよいものにしています。

『サウンド・オブ・ミュージック』のキャストについての所感

『サウンド・オブ・ミュージック』キャストについて

マリア(ジュリー・アンドリュース)

のびのびと自由で闊達なマインドをもつ見習い修道女を演じています。
青く澄みきった空、むせかえるような緑に誘われて、アルプスで気持ちよさそうに歌を歌うお転婆ぶりは、グッとくるほどチャーミング。
気づけばすっかり彼女のファンになっていました。

ジュリー・アンドリュースは12歳でデビューし、地道にキャリアを積み重ねています。
舞台版の『マイ・フェア・レディ』でイライザ役を演じ、人気を不動のものにしますが、映画版『マイ・フェア・レディ』のイライザ役は、オードリ・ヘップバーンが演じることに。
ジュリーとしては「そりゃないよ」という心境だったでしょう。

しかし1964年、『メリー・ポピンズ』の主役に抜擢され、圧倒的な実力をみせつけた彼女は、翌年『サウンド・オブ・ミュージック』で大ブレイク。
世界中を魅了したのです。

ジュリー・アンドリュースは他にも『モダン・ミリー』(1967年)、『スター!』(1968年)、『ビクター/ビクトリア』(1982年)、『プリティ・プリンセス』(2001年)などの映画にも出演していますが、『サウンド・オブ・ミュージック』の印象が強すぎて、他の作品が霞んで見えてしまう。

トラップ大佐(クリストファー・プラマー)

非の打ち所がない伊達男。
しかも美声。
まったく羨ましいかぎりです。

マリアとのロマンスはいささか小っ恥ずかしくなりますが、女性に夢を見させるとはこういうことなんだろうなと納得してしまいます。

この人のタメのある演技には、わざとらしさがなく、有無を言わせぬ説得力があります。
2011年には『人生はビギナーズ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞。
御年82歳でのオスカーでした。

リーズル(シャーミアン・カー)

トラップ一家の7人の子どもたちの長女リーズルをみずみずしい演技でこなしています。
めっぽう気の強い美人タイプと思いきや、穏やかで思いやりのある少女。
さいごまで安心して見ていられる女優です。

シャーミアン・カーは『サウンド・オブ・ミュージック』出演後、早々に女優業に見切りをつけたようで、銀幕からあっさり姿を消してしまいました。
いささか残念。
もしかしたら、自分が演じた「リーズル」のイメージを後生大事に守り通したかったのかもしれません。

さいごに

『サウンド・オブ・ミュージック』は以下にあてはまる方におすすめです。

  • 家族一緒に楽しいミュージカル映画を満喫したい方
  • アルプスの大自然の風景に癒やされたい方
  • ささくれ立った日常の合間ぬって、童心に帰りたい方
  • 映画史に残るミュージカル映画の体感したい方
  • 子どもの情操教育に良質な映像作品を見せたい方

ぜひこの機会に、『サウンド・オブ・ミュージック』をご覧になってください。

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