まめやか– Author –
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恋愛映画
『男と女』(1966年)感想考察※気だるいエレガンス/甘くしなやかな感傷
クロード・ルルーシュ監督の名を一躍世界に轟かせた『男と女』の感想と考察を綴ります。フランシス・レイのボサノヴァとともに、切ない大人の恋愛を洗練された映像美で描いた名作。目の前の愛情と追憶が交差しながら、ヒロインの物憂いエレガンス、甘くしなやかな感傷が横溢したメロドラマは時を経ても色褪せない。 -
アクション映画
『七人の侍』感想と考察※本能直撃!ワイルドな芸術活劇
黒澤明の代表作にして世界中に絶大な影響を与えた名作『七人の侍』感想と考察、解説をお届けします。従来の日本映画のスケールではおさまりきらない、ストーリー、映像、演技、撮影技術は当時の観客の度肝を抜き、本能を直撃する芸術活劇へと昇華している。今もその感動は色褪せない。 -
サスペンス映画
『市民ケーン』感想と考察※喪失に向かう才気/パッションのむなしさ
アメリカ映画史上最高傑作との誉れ高い名作『市民ケーン』の解説・感想・考察を綴ります。巨万の富に恵まれながらも、空虚な人生を歩み続け、最期に謎の言葉を遺してこの世を去る新聞王のあまりにも孤独な生涯をミステリー仕立てで描く。喪失に向かう才気、パッションのむなしさを感じさせるケーンのドラマは時を越えて観る者の心を揺さぶります。 -
コメディ映画
『男はつらいよ』(第1作)感想と考察※ダシを効かせた寅さんのクセになるマンネリズム
渥美清の至高の芸が堪能できる『男はつらいよ』(第1作)の感想・考察・解説。国民的人気シリーズ「寅さん」の第1作は古き良き昭和のコメディが弾ける逸品。定型化したストーリーはマンネリズムとはいえ、クセになるほど心地よい。たっぷりダシのきいた浮き草の心意気はカッコよく、人生の哀歓を愛でたくなる。 -
ヒューマン映画
映画『東京物語』感想と考察※たおやかな厭世/しみわたる物哀(もののあはれ)
世界中の映画監督、名だたるクリエイターから敬愛されている小津安二郎の名作『東京物語』の感想や考察、みどころなどをご紹介。戦後、日本映画が到達した最高峰であるこの作品のテーマは親と子。みずみずしくてたおやかな厭世観、しみわたるような物哀(もののあはれ)…上質な情感をたたえた物語は時代を経ても色褪せない。 -
アクション映画
『ワイルドバンチ』感想と考察※矜持高き無頼漢どもが放つ”むせかえる悲愴美”
『ワイルドバンチ』は20世紀初頭のメキシコで無頼漢どもが暴れまくるバイオレンスアクション巨編。全編にわたって矜持高き無頼漢どもが放つ"むせかえる悲愴美"がただようこの映画の感想や考察、見どころなどをご紹介。"血の舞踏"と呼ばれる、スローモーションを駆使した主人公パイクたちの群盗たちによる銃撃シーンには目を瞠る。 -
サスペンス映画
映画『犬神家の一族』感想と考察※からみあう憎悪・おぞましき美しさ
『犬神家の一族』の旧作(1974年版)、新作(2006年版)を見比べての感想や考察、見どころなどをご紹介。信州の財閥、犬神家の遺産相続をめぐる骨肉の争いは、やがて不気味な連続殺人事件に発展。名探偵・金田一耕助がからみあう憎悪をときほぐし、謎を解決するミステリー。 -
サスペンス映画
『第三の男』感想と考察※光と影が織りなす「香り高き芸術」
サスペンス映画の古典的名作のひとつ。第2次世界大戦直後、緊迫感をはらんだウィーンを舞台に、米国人作家が親友の死の謎を探っていくストーリー。忘れがたい名場面、鼓膜に残るツィター演奏によるテーマ音楽。陰影豊かな白黒の魔術を堪能できる『第三の男』の感想と考察を綴ります。 -
恋愛映画
映画『風と共に去りぬ』感想と考察※いまだ世界を魅了し続ける麗しき不遜さ
名にし負う歴史ロマンスの最高峰『風と共に去りぬ』のあらすじ、感想、キャストの魅力などを綴ります。激動の南北戦争前後のアメリカ南部を舞台に、不屈の精神を持つスカーレット・オハラのたくましい生き方を描いた作品。公開後80年以上経ってもいまだ世界を魅了し続ける麗しき不遜さをもつヒロインの考察も。 -
その他
『ブギウギ』第1週から第3週までのあらすじと感想※生彩放つ “おちゃっぴい”
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』第1週から第3週までのあらすじを振り返りながら、感想、キャストについての考察などをまとめています。朝ドラをもっと楽しめる人物相関図や時代背景も。