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アクション映画
『ワイルドバンチ』感想と考察※矜持高き無頼漢どもが放つ”むせかえる悲愴美”
『ワイルドバンチ』は20世紀初頭のメキシコで無頼漢どもが暴れまくるバイオレンスアクション巨編。全編にわたって矜持高き無頼漢どもが放つ"むせかえる悲愴美"がただようこの映画の感想や考察、見どころなどをご紹介。"血の舞踏"と呼ばれる、スローモーションを駆使した主人公パイクたちの群盗たちによる銃撃シーンには目を瞠る。 -
サスペンス映画
映画『犬神家の一族』感想と考察※からみあう憎悪・おぞましき美しさ
『犬神家の一族』の旧作(1976年版)、新作(2006年版)を見比べての感想や考察、見どころなどをご紹介。信州の財閥、犬神家の遺産相続をめぐる骨肉の争いは、やがて不気味な連続殺人事件に発展。名探偵・金田一耕助がからみあう憎悪をときほぐし、謎を解決するミステリー。 -
サスペンス映画
『第三の男』感想と考察※光と影が織りなす「香り高き芸術」
サスペンス映画の古典的名作のひとつ。第2次世界大戦直後、緊迫感をはらんだウィーンを舞台に、米国人作家が親友の死の謎を探っていくストーリー。忘れがたい名場面、鼓膜に残るツィター演奏によるテーマ音楽。陰影豊かな白黒の魔術を堪能できる『第三の男』の感想と考察を綴ります。 -
恋愛映画
映画『風と共に去りぬ』感想と考察※いまだ世界を魅了し続ける麗しき不遜さ
名にし負う歴史ロマンスの最高峰『風と共に去りぬ』のあらすじ、感想、キャストの魅力などを綴ります。激動の南北戦争前後のアメリカ南部を舞台に、不屈の精神を持つスカーレット・オハラのたくましい生き方を描いた作品。公開後80年以上経ってもいまだ世界を魅了し続ける麗しき不遜さをもつヒロインの考察も。 -
その他
『ブギウギ』第1週から第3週までのあらすじと感想※生彩放つ “おちゃっぴい”
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』第1週から第3週までのあらすじを振り返りながら、感想、キャストについての考察などをまとめています。朝ドラをもっと楽しめる人物相関図や時代背景も。 -
サスペンス映画
『イヴの総て』感想と考察※まばゆいばかりの狡猾さとあっぱれな毒花の貫禄
『イヴの総て』の感想と見どころ、キャストについての考察を綴ります。1951年度アカデミー作品賞をはじめ6つのオスカーに輝いた演劇界の内幕ものの原点にして頂点となる名作。悪女イヴのまばゆいばかりの狡猾さと、大女優マーゴのあっぱれな毒花の貫禄に舌を巻くでしょう。 -
その他
朝ドラ「ブギウギ」感想・見どころ※心ズキズキワクワク!元気になれるドラマ
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の感想。終戦直後の日本を活気づけた歌手・笠置シヅ子をモデルに、その起伏に富んだ半生を描く。心ズキズキワクワク!元気になれるドラマの見どころをご紹介。 -
ヒューマン映画
『ゴッドファーザーPART3』(最終章)考察とみどころ※再評価が望まれる佳品
1990年公開の『ゴッドファーザーPART3』をフランシス・フォード・コッポラが再編集して、2020年に決定版にして最終章を公開。一大叙事詩の掉尾を飾るにふさわしい『ゴッドファーザーPART3』【最終章】の考察やみどころ、今すぐ視聴できる動画配信サービスをご紹介。 -
ヒューマン映画
『ゴッドファーザーPARTⅡ』考察とレビュー※芳醇な詩情をたたえた冷酷さ
『ゴッドファーザーPARTⅡ』の考察・レビューをお届け。1972年公開の第1作に優るとも劣らない映画史に燦然と輝く名作。1950年代後半、父・ヴィトー亡きあと、ほとんど押し出されるようにゴッドファーザーになった三男マイケルの血なまぐさい抗争や苦悩、喪失を描く。 -
恋愛映画
『めぐり逢い』(1957年)感想※心奪われる、しっかり臭めなメロドラマ
『めぐり逢い』(1957年) 主演:ケーリー・グラント/デボラ・カー 1939年公開『邂逅』をレオ・マッケリー監督自身がリメイク。運命的な出会い。しかしお互い婚約者のある身。どうしようもなく惹かれあうふたり。再会の約束。すれ違い。そして、再会……王...